2012年1月7日土曜日

8:ギャンブラーズアノニマス

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無事彼をこの世に引き留めることが出来た後は、

その後をどう生きて行くかが問題になる。 


家族から見放され、能力を認められながらも会社を解雇された彼には

幸い近くで支えてくれる素敵な女性がいた事が本当に救い。

彼は1年間アルバイトをして少しでも借金を返済しながら

GA(ギャンブラーズアノニマス)という


依存症回復プログラムを実践するグループに参加することに決めた。


彼に申し訳なかったことは、私が不用意に渡したクレジットカード。

私に了解を得て引き出した現金分以外に、

彼はたった1度、カジノ帰りのタクシーで支払いに使ってしまっていた。 

私にとっては特別に意味の無い単なる数千円だったけれど

「俺は泥棒をしてしまった」といって泣き崩れられてしまい


とても申し訳ない気持になってしまった。

「1年間毎日GAに参加する」 と決心した彼に対し、

「私にも何か出来ることは無いか?」と考え、

私も1年間、週に1回車で彼を送迎しながら一緒にGAへ参加する事に決めた。

今思えばこの頃から

私自身の成長と変化のために沢山の機会が与えられ始めていた。 




GA(ギャンブラーズアノニマス)とは、依存症者同士が共に分かち合いの機会を持ち


自分の経験や思いをただ話し、相手の経験や思いをただ聞く事によって


ギャンブルをしない日々を継続し回復するためのミーティングを開催しているグループで、

宗教とは一切関係なく会費もかからず寄付だけで成り立っている。



日本にはその他にもアルコール依存症のAAというグループもある。

GAで耳にした話はもちろんミーティングの外には持ち出し無用なんだけど 

いやぁ、色んな人生を垣間見た。

話を聞きながら「やめて~~~」って心で叫んだことや

「あんたそんな事しててどうすんのよ?!」と憤ったことも多々。

父親が娘の友達のお財布からパチンコ費用を拝借してしまった話を聞いた時は

胸が苦しくなってしまった(涙)

参加者には2種類の人がいて、

本当に救いを求めて依存症からの回復を望んで生き方を変えようとしている人と

「自分はこいつらみたいな依存症とは違う」という意識でいる人。

前者は自らの意思で参加していて、後者は家族や周囲から送り込まれた人。

後者はそのうち参加しなくなるがやはり依存症には変わりないため

そのうち人生のがけっぷちに立つことになり、

今度は自らGAへ戻りそこで初めて本当に回復を望む事が出来るようになる。

もちろん、GAへ戻らない人もたくさんいるが

それは人それぞれの選択なので仕方ない、人間には自由意思がある故に。

私の友人も初めは周囲に送り込まれてGAに参加したものの

「自分はこんな病気の奴らとは違う」と参加しなくなり、

結局あとあと「本当に自分の生き方を変えたい」と思って戻ったうちの一人だった。

正直私も「私は付き添いで参加しているんだ、私はこの人達よりはマシだ」と

自分に言い聞かせ、自ら壁を作っていた。

だからいつも1歩引いた姿勢で彼らの話を聞いていた。

本当は同じなのに、わかっているのに認めるのが怖かった。

そんな中途半端な参加の仕方でも、GAに通った1年間は私にとって重要な経験だった。 

そして私は、(ある意味)運命の人に出会うことになる・・・。

続く^^
























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